一口に猫といっても

色柄性格
千差万別

同じ母猫さんから生まれた兄弟姉妹でも
性格は全く違います。



  タイプ① 社交的で物怖じしないタイプ。 
                         初対面の人も猫も大丈夫。

  タイプ② 人が大好き!でも猫が嫌い。他の猫と仲良くできない。  
     
  タイプ③ 怖がりで、引っ込み思案。他の猫とは仲良くできるけれど

       新しい場所や人になれるのは時間がかかる慎重派。

     


ボランティアが保護して
譲渡会に参加させている猫は
大きく分けて、上記のような
3つのタイプに分かれます。


タイプ①、②の猫たちは

自分から、ケージ越しにすりすりアピールに行ったり
ふれあいコーナーで抱っこされたり

譲渡会向きの性格で
里親さんが決まりやすい子たちです。

②の性格の子は
先住猫さんのいないご家庭への譲渡が条件になります。



問題は③

③の怖がりの性格の猫にとっては
譲渡会場は、「恐怖の場所」だと思います。


ケージに入れられて連れてこられた
知らない人が沢山いる場所

とても怖いところ。


毛布の下に潜り込んで震えている子。


IMG_5005

怖がりマロくん
耳が警戒していますね




とにかく怖くて
シャー、ハー威嚇をしてしまう子。



それ以前に、怖がりすぎて
譲渡会に連れて行かれることを事前に察知して
ケージに入らなくて
譲渡会に連れてこれない子。




タイプ③の子達は
譲渡会という場では
なかなか良いご縁に繋がりません。


ただ、奥手の猫たちは
時間をかけて、ゆっくりと接していれば
ものすごく、ゴロゴロすりすりの甘えっ子になることが多いです。

譲渡会場では固まっていても
保護主宅ではべったり、甘えたちゃん。

IMG_4797

マロくん(真ん中)
保護主宅ではおくつろぎ・・・




この子たちの良さ
可愛さをお伝えするのは
保護主宅へ直接見学に来ていただく方がオススメです。


ペットのおうち ねこクラブたまの里親募集中の猫たち


十猫十色の良さを持つ
保護猫たちそれぞれに合った
里親さんへのアプローチ方法を
考えて、お伝えしていかなくてはなりません。



どの猫さんたちにも平等に
幸せになるチャンスがあるのですから・・・