譲渡会に来てくださった
里親希望の方々。


みなさん

「かわいい」
「ちっちゃい〜」

お気に入りの猫さんの前で
笑顔を見せてくださいます。


それは保護主にとって
すごく嬉しいことで
ありがたいことなのですが、


小さな子猫
ふわふわした長毛種の猫
綺麗なブルーの瞳の猫

無邪気に愛想が良く
CMに出てくるような子猫たちばかり注目されて



成猫

幼少期の猫風邪の後遺症で
片目が見えない猫

事故や怪我で
ハンディキャップを負った猫


怖がりな性格のせいで
うまく人にアピールができず
毛布やフリースの下に隠れてしまう子。



こんな子達は
素通りされていくことがほとんどで


何度もなんども
譲渡会に参加しては
ご縁に恵まれずに
ずっとずっと
出会いを待ち続けているのです。


保護主宅で
必要な医療を受けさせて
大切にお世話してもらっていますが

保護ボランティアの家には
常に4〜5匹ほどの保護猫がいて
入れ替わり立ち替わり

落ち着いて暮らせる終の住処
とは言えません。

所詮は仮の住まいです。

この子を家族の一員として迎えて
終生可愛がってくださる里親さんの元へと届けてあげたい。


保護主は
嫌がる猫たちをなだめたり
なんとか工夫して
毎回、譲渡会に参加しているのです。



譲渡会、里親会は
ペットショップではありません。


真冬の凍てつく夜に
冷え切ったコンクリートの上で
縮こまっていた子。


雨の中
ずぶ濡れにになりながらも
餌を探して彷徨っていた子。


カラスや野生動物
心無い人間に傷つけられて
瀕死のところを救い出した子。


十分な餌も清潔な暮らしも与えられず
ゴミ屋敷のような家の中で
近親交配を繰り返されて
最終的には
放りだされた子。




譲渡会に参加している猫たちは

多かれ少なかれ
このような生い立ちを背負って
生き抜いて来た子たちなのです。



これから、保護猫を迎えようとお考えの里親希望者様に
お願いがあります。



見た目の美しさ、可愛らしさのみにとどまらず
参加している猫たちの1匹1匹に
思いを馳せてみてください。



保護猫たちは、みな
どの子も

過酷な環境を生き抜いて来た
生命の輝き
純粋な美しさを持った子たちばかりです。



どうか
猫たちの瞳の美しさに
気づいてあげてください



みんな
保護主さん自慢の
「かわいい」猫たちばかりなんですよ


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