譲渡会常連さん。

なかなか里親希望のお声がかからない

居残り組のキリちゃん


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キリリとしたクールビューティーですが

右顎の下の毛が茶色く変色しています。




キリちゃんは子猫の時に

カラスに襲われて、右顎を骨折しました。

衰弱して、小さな体で震えているところを保護されました。

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病院で2度の縫合手術を終え

元気になって、現在保護ボランティアさん宅で

里親さんとの出会いを待っています。





幸運にも、外傷やハンディキャップのない子猫たちが

どんどん里親さんが決まっていく中

キリちゃんや、片目が見えないなど

生活に支障はないけれど

見た目にハンディキャップを持つ猫たち

子猫の時期を過ぎてしまった

大人猫たちは

なかなか、お声がかかりません



何度もなんども

譲渡会に出場しては

トボトボと帰ってくることを繰り返しています


キリちゃんは、顎が割れて

不自由な口でも

一生懸命に餌を食べようとしてきました。




みんながパクパク食べるところを

不器用に、ポロポロこぼしながら

一生懸命食べて来ました。





生きていくために・・・

元気になるために・・・




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現在のキリちゃんです



手術も成功し

うまく食べられるようになりましたが

キリちゃんの真っ白い胸の毛に染み付いてしまった

茶色のシミは取れません。




保護主さんは

「染み付いちゃって、拭いても取れないの・・・」

と言われますが



これは、キリちゃんが精一杯生きようとしてきた証です




汚れではなく

キリちゃんが、小さな体で頑張ってきた勲章です




譲渡会に参加している猫たちは

皆、それぞれに

生死の瀬戸際を

必死で生き抜いてきた子たちです。




私たちボランティアスタッフは

ペットショップの店員さんではないので


「可愛いですよ。」

「飼いやすい子ですよ。」

だけでなく

この子たちが保護猫であることを

きちんとお伝えしていきたいと思います。




保護しなければならない小さな命を

減らしていくこと。

そのために、皆さんに

現実を知ってもらうこと。




きちんと伝えるということは

難しいことだけれど

よく考えて

頑張って行きたいと思います。


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今では元気いっぱいのキリちゃん

絶賛里親募集中です


見学も随時受付けております〜




譲渡会も来てくださいね

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