地域猫活動をご存知ですか?
野良ネコ・捨てネコをこれ以上増やさないために
現在少しずつですが、各地域に浸透していっている活動です。 
たまの活動地域近隣のお寺の溝で、まだへその緒の付いた赤ちゃん猫が保護されました。
体重が80グラムにも満たない、ハムスターよりも小さな子猫が2匹です。
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個人のボランティアさんが自宅近くのネコさんを手術されてはいますが
一斉のTNR活動(捕獲、手術、リターン)は行われていない地域です。
飼い猫への避妊手術も、まだまだ徹底されていないのが現状です。

見つけた方が、放っておけないけれども
ご自分がアレルギーがあるとのことで、ご相談の連絡がありました。
たまはシェルターなどの施設を持って、受け入れなどを行っているわけではありません。
有志のボランティアさんたちが、分担して里親が決まるまでのネコさんのお世話や
お預かりをしてくださっています。
いつも、いっぱいいっぱいでやりくりしているのが現状です。
 
捨てられた子猫が自力で生き延びていけることは本当にまれで
幸運に、人に保護されても命を失う子がとても多いです。
たまが過去に保護した子猫さんも、ボランティアさんがミルクの濃度を変えたり
毎日病院に連れて行ったり、精一杯の介護をしても命を落としてしまった子が 何匹もいます。
お住まいの地域内で、このような連鎖を繰り返さないためにも
不妊、去勢手術が必要なのです。


地域ネコ活動とは、神戸市からも推奨されている野良ネコ問題の対策で
野良ネコに不妊、去勢手術をしてこれ以上増えないようにした上で
一代限りの命を全うするまで、その地域で適切に管理していく活動です。
不妊、去勢手術行うことにより
1. 新しく子猫が生まれなくなるために、野良ネコの数が増えなくなります。
2. 1代限りの命を全うさせることで、新たなネコも入ってこず徐々に数が減っていきます。
3. 発情によるケンカや、さかりの鳴き声が軽減し尿のにおいも薄くなります。
このように、不妊手術を行うことにより多くの効果があります。

・・・飼い猫に子猫が生まれても飼えない・・・
今回のような捨て猫の悲劇をなくすためにも飼い猫にも不妊・去勢手術を受けさせましょう